呼吸のように・・・

俳句のエッセー

一月尽

年が明けて、もう、一か月が経ちました。
空気は冷たく、寒中を思い知らされますが、
空を見れば、雲の間から、鮮やかな青空がのぞいています。
天上高く、雲の上は、もう春なんだと、
そんなことを考えていました。
3日は節分、4日は、もう立春です。
新しい暦の一枚を外して、明日からは新しい2月が始まります。
寒い寒いと、油断していられません。
春はすぐに訪れ、木々の芽吹きが始まれば、
命は一斉に躍動を始めます。
春に、負けられません…
伸びてゆく季節に、自分を重ねて、飛躍したいと望みます。
皆さんに、春の恵みがありますように、
祈りいたします。