呼吸のように・・・

俳句のエッセー

鴨の群。
夏は、ボートで賑わう大池に、冬は鴨の群。
カルガモに混ざって、黒鴨が二羽。番でしょう。
流されるように浮かんで、つかず離れず。
長く連れ添った夫婦さながらでした。
鴨はたくさんの種類があるそうです。
そして、色柄のいいのは、雄。
雉と同じです。
きれいな装いは、雌の気を引くため。
雄たちも一生懸命です。
寒中、鴨たちもたくさんで楽しそうでした。
たくさんの鴨にも、一羽一羽の物語があるはずです。
鴨たちも、神さまの御手の中で、安らぎますように。
人には、もっとたくさんの祝福がありますように。
祈りいたします。