呼吸のように・・・

俳句のエッセー

白障子

私の住むところは田舎ですので、
気の利いた居酒屋など、ほとんどありません。
先日、青木先生の出版祝賀会で、二次会の場所がなくて、
結局、我が家へお招き致しました。
楽しいひと時でした。
時間も気にしなくていいですし、カラオケも歌わなくていいですし、
(好きな方には、申し訳ないですが…)
ざっくばらんに俳句の話など、盛り上がりました。
こういう機会もいいものですね。
我が家の二部屋続きの和室を解放し、障子が明るく目に映ったようです。
明るいお部屋だと言っていただきました。
宴の後、使わなかった大皿に、白障子が映っていました。
桟がお皿の形に歪んで、放射線状になっています。
その隣には、宴のお酒「獺祭」が残されていました。
楽しいひと時の名残のお酒、そして、大皿。
嬉しいような、寂しいような…
また、皆さん、いらしてくださいね。