呼吸のように・・・

俳句のエッセー

山法師の実

山法師の実がなっています。
お花と一緒で、葉の上に赤い実を上げていました。
食べられるそうです。
一粒取ってみました。
ほんのり甘さを感じました。
山法師の実が、たくさんなっていました。
静かな林の中。
いったい誰のために、実をつけているのでしょう。
赤い実は、揃って空に向かい、立っていました。
次ぎ来た時は、もう、実もなくなっているかもしれません。
そう思うと、鈴生りの山法師の実と出会ったのは、貴重です。
自然は、刻々と姿を変えて、同じ日はありません。
それだけで、貴重な恵みの林と思い、嬉しくなります。
自然の中で、自然と語らう時間も大切ですね。