呼吸のように・・・

俳句のエッセー

雨水

今日は、「雨水」。
二十四節気の一つ。
立春の後の十五日目です。
そして、「雨水」の後十五日で「啓蟄」を迎えます。
春の足音が聞こえてくるようです。
冬の間枯れた草は、また、青々と命を吹き返し、
足元に、大きな芽がたくさん立っているのに気づきました。
春とは、新しい命の芽生えを言うのだと思います。

落ちてゐし種子ふくらめる雨水かな......滝沢伊代次

胸にふくらむ種子とは、「希望」でしょうか?