呼吸のように・・・

俳句のエッセー

注連飾り

いつもの年と変わらず、
今年の注連飾りも、シンプルなタイプを選びました。
稲穂がついているのが私の好みで、
その他のこだわりはありません。
稲穂には、雀たちが寄ってきて、
朝にはちゅんちゅん騒がしく、あたりに稲を散らすのですが、
その気配が嬉しくて、やめられません。
「吉兆」という気がします。

ただ、今年の注連飾りには、橙をつけてみました。
色があっていいかと思ったのです。が、
重いらしく、また、自然のものですから中心がずれていて、
どうにも傾てしまっています。
小首をかしげた感じで、それは可愛らしいのですが、
傾いているというのは、どうなのでしょう…

明日は日曜日。今年最初の主日です。
謹んで行ってまいります。