呼吸のように・・・

俳句のエッセー

花に虫

花瓶の八重桜が咲き始めました。
昨日は二つだった花が、今日は九つ開いています。
しかし、何だか黒い斑点がついていて、見て見ると、虫です。
迷いましたが、お部屋の中ですので、虫は困ります。
それで仕方なく、三つのお花を切りました。
可哀そうでしたが、仕方がありません。残念ですが…
桜には虫がつきやすいのですね。
虫にご用心です。

日曜日は主の日。
復活祭の後、最初の日曜日です。
復活された主イエスが、弟子たちに現れた時、
トマスだけはその場にいませんでした。
他の弟子たちが「主に会った」と言っても、一向に信じません。
「わたしは、主の手の釘後を見て、脇腹の傷に手を入れて見なければ信じない」
トマスは言います。
そのトマスに主は現れてくださいました。

 あなたは見たから信じるのか。
 見ないでも信じる者は幸いだ。

証拠を見たい、しるしを見たい私たちです。
「これを見せてくれたら、信じてやろう」
そんな感じですね。
「これをしてくれたら、信じてもいい」
十字架の上の主に対して言った言葉は、実は誰でも思うことなのです。

証拠もなしに信じるのは、損だとでも思うのでしょうか?
主は、見ないで信じる者は「幸い」とおっしゃいました。
信じること、それは、誰でもない、私が幸いなのです。
主を信じて生きることは、幸いなのです。
その証拠は、教会にあります。

教会に集う人たちは、どこか違います。
なぜ、こんな時に冷静でいられるのか?
なぜ、簡単に赦してしまえるのか?
どうして、そんなに楽しそうなのか?
これだけでは分かりにくいですが、こんな不思議がたくさんあります。
(私を真っ直ぐに受け入れてくださったことも、フシギです…)

どうかこの不思議を体験してください。
その時、あなたは復活のイエスに出会っています。
 見ないで信じる者は幸い。
その言葉が頭をよぎる時、あなたの道に光が当てられた瞬間だと、信じます。