呼吸のように・・・

俳句のエッセー

あぢさゐの芽

紫陽花の芽は、筆のように枝先に立つ。
むらさき色が目を引く。
わたしの受洗記念の紫陽花も、芽吹いている。
日曜日、礼拝へ出かける時、しげしげ見つめると、
先日より芽が増えてきているようだった。
枝の横からも、対に芽が立っている。
今はレント。
復活祭までに、どれだけ成長しているだろうか。
わたしの信仰も、どれだけ成長しただろうか。
「成長させてくれるのは、神です」

あぢさゐが、素直に伸びゆくことを願って…