呼吸のように・・・

俳句のエッセー

クリスマス

私たちの住む、この世の中は、
試みの世ですから、たくさんの困難があります。
クリスマスをお祝いして、
すべての苦難がなくなるわけではありません。
相変わらず、目の前には多くの課題が山積していて、
途方に暮れている自分は、昨日と同じ…と感じるかもしれません。
それでも、救い主はお生まれになったのです。

この世は、この世でおしまいではなくなりました。
神を知り、神の愛を知らされ、命の意味を知ったのです。

今日、一つの魂が神の御許へ旅立ちました。
神のもとで、今頃は安んじていることでしょう。
死は、当然のように私たちの間の隔たりになっていますが、
やがて取り払われ、再会する時がきます。

遺族の方々にとって、クリスマスは悲しみに覆われましたが、
むしろ、クリスマスであったことが恵みと思える時が来ますように、
祈りしています…