呼吸のように・・・

俳句のエッセー

冬の夕日

冬らしくなりました。
倶利伽羅峠も、雪が降れば閉ざされてしまいます。
それまでの一時。
冬の入り日が、空を染め、山を染め、木々をシルエットにします。
言葉を失うほどの美しい色彩です。

美しいものは、人の心のビタミンのようです。
自然は、私たちに癒しを与え、
元気を与え、勇気をくれます。

自然の訴えに耳を傾ける時、
何かが心に湧きおこってくることがあるでしょう。
その「何か」を受け取ったなら、
私たちは、行動せざるを得ない、衝動にかられます。
「希望」という衝動です。