呼吸のように・・・

俳句のエッセー

イエスの羊3

エスの羊は、転んでばかり…
なぜか、真っ直ぐに歩けなかったり、
寄り道したり、転がったり…

エスの羊は、すぐに文句を言います。
怪我をしたり、災難に遭う時、
すぐに主人に文句を言います。

でも、それでいいのです。
失敗は百も承知。
文句を言うのは困りものですが、
他の誰でもない、主人に向かって訴えるのは、
主は嬉しいのです。

頼れるのは誰なのか、羊たちは知っています。
子供のように不平不満も、涙の訴えも、
甘えもむずがりもします。
それは、信頼しているからこそです。
信頼できないなら、羊たちは、とてもお利口に見えることでしょう。
ですが、それはありません。
主にすべてをさらけ出して、
父のようにすがり、母のように甘えます。
主は、父なる神だからです。
そして、
その父があるからこそ、思いっきり活動し
心を開くことができるのでしょう。
何があっても受け止めて下さる方がある。
羊は、それだけで生きているのです。