呼吸のように・・・

俳句のエッセー

神のものは神に…

日曜日は主の日。
今日、明日は、教会の修養会です。
明日も早朝から祈祷会があります。

ハイデルベルク信仰問答より、
信仰の基本的なことを学びました。

たくさんの賜物をいただいている私たちですが、
多くを与えられた者は、多くを神に返します。
とかく、この世は不公平…と思うわけですが、
頂いた才能を自分だけのものとするとき、
自分自身の栄誉とするとき、
まちがいなく、自分自身を傷つけていきます。

頂いた地位や名誉や、お金や知識は、
神に用いて頂きましょう。
それ以外にありません。

先を争って、たくさん献金しましょう、と言っているのではありません。
家族より教会の奉仕が優先だと、言っているわけではないでしょう。
主イエスが、十字架で死んで下さったから、
その自分の罪の深さを知り、神の愛を知ったから、
この自分を神に使っていただきたいと願うのです。

これは、形だけの事ではなく、
生活すべて、日々のことすべてが、
主に喜ばれるように生きる、ということです。
もちろん、完璧には出来ません。私たちは罪にあるからです。
けれども、それを悲しんだとき、
主の十字架の救いの意味と愛の深さが見えてきます。

この繰り返しです。
そうして、信仰は成長して行くのでしょう。
神の似姿になるよう、祈り求めたいと思います。