呼吸のように・・・

俳句のエッセー

悲しむ者

日曜日は主の日。
神の救いを知っている者であっても、
絶えず喜んではいることはできません。
わたしたちの心は、いつも揺れ動きます。
怒り、悲しみ、恐れ、苦しみ…
わたしたちは人間であって、ロボットではありませんから、
正しいことを正しいとして、いつも喜んではいられないのです。
この世にはたくさんの試みがあるからです。
しかし、
これも恵みとして受け取りましょう。
だからこそ、神を求めるからです。
人は被造物ですから、心の奥深くで神に憧れを持つ者です。
神を知らなくても、神を知っているのです。
その根源にある憧れが何であるのか、
それを求めるチャンスが、この否定的な思いの中にあります。

喜びましょう。悲しむ人たち。
わたしたちの近くに神はおられるのです。