呼吸のように・・・

俳句のエッセー

春の夢

春はとても眠い季節で困ります。
その上、花粉症の薬を飲んでいますので、
なおさら眠くて眠くて、コーヒーばかり飲んでいます。

日中は眠い割に、夜は寝付かれず、
夢ばかり見ています。
そのほとんどは覚えていません。

しかし、ヘンな夢は覚えていて、
先日は、赤まむしがたくさん出てきて、
それをズカズカ踏んづけて歩く夢を見てしまい、
それははっきり覚えています。
赤まむしは、押し花のようにぺしゃんこになって、
美しくもない代わりに、気持ち悪くもなくて、
「ああ、踏んづけてつぶれちゃった…」
程度の思いで、海岸まで歩いていく…という変な夢でした。
そして、
その日は、肩こりがひどくて、難儀な一日になりました。
因果関係はないと思いますが。
夢なら、せめて、面白いとかロマンチックだとか
そういう楽しいモノにしたいのですが、
夢とは思い通りにならない、難儀なものです。