呼吸のように・・・

俳句のエッセー

冬至

今日は冬至。一年でもっとも日の短い日です。
栄養士をしていたころ、南瓜と小豆の煮物をつけたりしていました。
いとこ煮」の簡単にしたような感じで、
地域の習慣を取り入れたお料理だったと記憶しています。

私の家では、南瓜は南瓜で単独煮です。
べたべたになるまで煮込むのが好きな私は、母と好みが逆。
また、緑色の皮の部分は食べないので、母がそれを美味しそうに食べていました。
父は、もともと南瓜が好きではなく、理由は戦時中を思い出すからとのこと。
それらを全く気にしないのが、姉。何でも食べます。
そうして、冬至の南瓜の習慣を身につけていった私たちでした。
両親亡き今、
今日は、特に何もしませんでした。
ただ柚子風味のお味噌汁でした。
つくづくテキトーな生活になったものだと反省させられます。
さて、寒さはこれからが厳しくなります。
健康に気をつけて、過ごしたいと思います。
天国の父と母が悲しまないように…